株主のみなさまへ
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症により、影響を受けられた皆さまにお見舞い申し上げます。ここに第43期決算報告をお届けするにあたりご挨拶申し上げます。
第43期は、前半は上海ロックダウンに象徴されるような新型コロナウイルス感染症の社会、経済への影響、後半は半導体需要の調整、米中半導体規制の強化などの影響が見られるなか、当社グループは前年を上回る創業来過去最高の売上高、利益をあげることができました。
当社グループは2022年5月に当初の中期経営計画(22/3月期から24/3月期)の2年度目以降の目標数値等を修正し、より力強い成長をすべく見直しを行った「中期経営計画アップデート版」を公表し、積極的な増産投資、事業投資を実施してまいりました。今期は中国常山地区での増産投資や四川省でのパワー半導体基板の新工場建設などを進めるとともに、日本の石川や熊本、マレーシアといった中国以外の量産拠点づくりも着実に進めてまいりました。また、本期間中には持分法適用会社であった大泉製作所、東洋刄物を子会社化したことに加え、2022年12月に中国部品洗浄事業子会社である安徽富楽徳科技発展股份有限公司の深セン創業板市場への上場を無事完了することができました。
これら施策を進めてこれましたのも、ひとえに株主の皆さまのご理解、ご支援の賜物であると感謝いたしております。
当社グループはこれからも事業成長を追求し、株主の皆さまにとって「成長する楽しみが持てる企業」であり続けるよう努めてまいります。
株主の皆さまにおかれましては、今後とも格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 グループCEO 賀 賢漢
2023年7月吉日